ソロギター定番のスコア集「
ソロ・ギターのしらべ」で有名な、南澤大介氏の書いた、ソロ・ギターの入門書「
はじめてのソロ・ギター入門」を買いました。
この手の教則本についていつも思う感想どおり、どうも内容が中途半端です。
買い手の多くは、「ソロギターでおなじみの、あの南澤さんが書いた」、ソロギターの教則本ということで、期待して買うわけです。
なのに、内容の約3分の1は、ギターの種類とか、弦の巻き方といった一般的な、どのような本にも絶対載っているようなことでお茶を濁し、もう3分の1は、アルペジオの弾き方のような、これもまた一般的な入門書にはたいてい載っているようなことにページが割かれています。そして、残りの3分の1で、運指の考え方、アレンジについてという、ソロギター教則本らしい内容となっています。
多くの読者が「ソロギタリスト南澤」に求めている内容は、わずか全体の3分の1に過ぎないわけです。しかも、内容が浅すぎる。
はっきりいって11章と12章だけでよかったです。そして、値段を下げて欲しかったです(値段が高い!)。
たしかにタイトルは「はじめての」なので、超初心者を対象にしているという抗弁もでそうですが、そうであれば、録音機材の話や、ネイルの話はまだまだ先の話です。「はじめての」人向けではありません。
それに、やはり、わざわざ「南澤氏」が「ソロギター」について書くわけですから、南澤さんにしか書けないようなことを書いて欲しかった。われわれが、南澤さんに聞きたいようなことを念頭において欲しかった。
われわれが「ソロ・ギターの南澤氏」に聞きたいのは、やはり運指の採り方、アレンジの考え方なんですよ。これに尽きます。
運指についても、アレンジについても、よく上級者は「決まりがないから、自由にやればいい」といいます。だから、運指なんかを番号で指示するのはおかしいというわけです。でも、「はじめての」人はそこが分からないわけで、つまずいているわけです。
なので、ゆくゆくは自由に運指を決めるのだけれでも、「はじめての」人でも、とりあえず弾けるように、運指の考え方を教えて欲しいんですね。
本書でいうと、まさに12章がその内容になっています。このような解説が、「ソロギターのしらべ」全曲に欲しいくらいです。
「続・ソロギター入門」を期待しています。
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posted by アコギ管理人 at 20:09|
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