Elioth B305
手持ちのオール単板のギターは室内専用で使っているので、公園などの屋外で気軽に弾ける合板ギターの安いやつが欲しかったためだ。
購入にあたっては、3万円程度のヤマハ、S.Yairiかアリアあたりのものを検討していた。もっと安い1万円程度の安物アコギもあるが、そこまで予算を落とすと、楽器としては使い物にならないものが多いので、最低限3万円を予算として考えていた。
ところが、3万円ギターほどのクオリティで1万円の価格ということで話題のエリオスを知り、試しに買ってみることにした。
購入価格は、税込で9,900円!
全体的な感想としては、たしかにS.Yairiの3万円台のギターと同程度の質感。これで1万円はなかなかお買い得感あり。ただ、同じく3万円でも、ヤマハのFG720S(実勢価格3万ほど)と比べると、ややチープ感がある。というか、逆にヤマハの作りが良すぎるのかも。
以下、詳細を述べると
ボディサイズはドレッドノート。ドレッドの一般的なシェイプだ。
トップはこの値段でスプルース単板!サイド、バックは合板のマホガニー。
ネックはマホガニー。
ただ、ネックは、3フレットあたりで継ぎ足ししている。根元も3ピース。
ブリッジ、指板はローズウッド。
ブリッジはローズの上に黒い塗装。指板は塗装なし。
濃いエボニーやローズウッドが少なくなったためか、安物ギターでエボニーやローズウッドの指板やブリッジに黒い塗装をしているものが多くなった。これは絶対やめてほしい。とくに指板は、だんだん色がはげてきて、指が真っ黒になるなど支障がでる。このB305は、指板は無塗装のローズウッドなので良い。
弦長は650mm。ナット幅は44mmで、少し広め。
ペグは、オリジナルの物にしては、なかなか作りが良い。
以前、友人の激安ギターを触ったことがあったが、ペグがぜんぜん使い物にならなかった。
ナットとサドルは牛骨!
1万円ギターでナット、サドルが牛骨というのは驚きだ。
しかしながら、作りがめちゃくちゃ荒い。とくにナットは正直粗悪すぎる。例えば、弦溝が雑で、3弦の溝が6弦の溝と同じ幅だったり、各弦の間隔がバラバラ。適当に作ってる感じ。
エリオスの最大の不満点だ。
たしかに、牛骨材を使用すると、手作業になってしまうので、コスト的に作りが雑にならざるを得ないのかもしれない。そうであれば、普通にプラ材でちゃんと成型されたナットを使う方がいいのではないだろうか。
ちょうど手持ちに牛骨材があったので、すぐに作り直してしまった。
ケースはソフトケースが付属する。
ピンクという色使い、デカ過ぎるメーカーロゴ・・・はっきりいって、デザインがダサすぎる。これは持ち歩くのに勇気がいるだろう。
ケースは買い直す必要があるかも。これだったら、ケースをオプションにして、もう少し値段を下げて欲しい。
肝心の音の方は、可もなく不可もなく。
いわゆる3万円台のトップ単板ギターの音。
逆にいうと、他の1万円の安物ギター以上の音は出ている。
とまあ、こんな感じだが、1万円にしてはよく出来ている。ちょっとしたお遊びギターとして一本あってもいいと思う。
なお、ただいまキャンペーン中で、千円プラスすれば、ピック、ピックケース、ペグワインダー、交換弦、ストラップ、チューナー、教則本のセットもある。初めてアコギを買う人はこのセットがおすすめ。
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